How about Japanese-sake

日本酒について

日本酒はどうやってできる?

日本酒の原料は「お米」です。
そのお米を精米するところから日本酒づくりは始まります。
多くは食用の米とは異なる、酒造り専用の「酒米」を使います。
酒米は、食用米と比べてタンパク質の含有量が低く、粘り気が少ないのが特徴です。

大まかな製造工程は下記の通りです。

  1. ①精米(せいまい)→②洗米(せんまい)→③浸漬(しんせき)
  2. ④蒸米(じょうまい)→⑤製麹(せいきく)→⑥酒母(しゅぼ)
  3. ⑦仕込み→⑧醪(もろみ)→⑨上槽(じょうそう)
  4. ⑩滓引き(おりびき)・濾過(ろか)→⑪火入れ→⑫貯蔵
  5. ⑬割水・加水→⑭火入れ・瓶詰め→⑮出荷
製造工程イラスト

日本酒の種類

日本酒は原料や精米度合などの要件を満たすものに「特定名称酒」と「普通酒」に分類されます。
さらに特定名称酒を分類すると「吟醸酒」「純米酒」「本醸造酒」に分類されます。
純米大吟醸酒は磨き上げられたお米で造られ、お米の甘味、ふくよかな旨味を感じられ、口当たりの良さが特徴です。
初めて日本酒を飲まれる方にもおすすめのお酒です。

日本酒の分類(画像をクリックすると拡大します)

温度で楽しむ日本酒

日本酒の楽しさは、飲み手が自分の好みにあう美味しい温度を試しながら発見できることにあります。普段耳にすることの多い冷と燗のほかにも、さらにそこから温度によって細かく名前が付けられており、冷の中でも5℃は雪冷えと呼ばれ、吟醸酒など華やかで芳醇なタイプのお酒の飲み方としてよくおすすめされます。
これから秋〜冬にかけてはやっぱり「燗酒」がおすすめです。温めることにより香りが立ち、口に含んだ際の舌触りや、鼻腔に抜けるふくよかな旨味をじっくりと感じることができます。

日本酒の温度ごとの呼び方(画像をクリックすると拡大します)